CAAS3日目の話
朝起きると、またロバートさんの姿はなかった。。。。またまた挨拶できず。 すれ違い生活というのはこういう感じなんだね(笑)自分が結婚したときにこんな生活になるのは嫌だなぁ(笑)
3日目になるとそろそろ疲れが出てくる。朝はゆっくり起きて(夜中2時ぐらいまでセッションしてるからだけど)、12時ぐらいからロビーに降りてという感じで。3日目は僕の出演はないので、会場をグルグル回ってみることに。そういえば、カークサンドギターをまだ弾いたことがなかったので、試奏してみることに。カークサンドはCAASに来る人達なら絶対に知っているぐらいこちらでは有名。トミーも所有してるしね。 僕はドイルダイクス・シグネイチャー・モデルを弾いてみましたが、これは、弾きやすい!! ナイロン弦ギターですが、ネックも薄くて弦高も低め。ん〜〜〜、これはいいなぁと思いました。 特にネック周辺の仕上げ方がむちゃくちゃ綺麗でしたよ。
さてさて、とても楽しみにしていたトミー・エマニュエルのクローズアップ!!予想からして早目にならんでおかないときっと入れないよね、と河田君と話して、トミーの前にステージをやっているローレン&マークのデュオのステージから入ろうとすると、すでに満席&立ち見状態(笑)トミーマニアは完全にみんな同じ作戦だ(笑)
マーク達はこの日も良い演奏していました。そして、トミーのステージに交代すると、座ってたお客さん、、、、ほぼそのまま着席。
やっぱり、みんなトミーファンじゃん!(笑)みんな、カメラやビデオの数がスゴイ。記者会見みたいだったよ(笑)とりあえず後ろだったら見えないかもしれないと思って、一番前に移動して、マネージャーのジーナがいる場所のスタッフの人達がいるところへ行き、勝手に居座る(笑) そしたら満席で入れない人もいるから、みんな前に来て地べたに座って!となり、ギターキッズ達は喜んでステージ前にピクニック座り。
最初はジーナからクリスマスCDの発売や新しい教則DVD、新Tシャツなどの物販があるよーって宣伝。名コンビですね!(
http://youtu.be/b5ZKmSYwQFk ) トミーのセッティングはMatonにラボガのケーブルを差し、AER AlphaのLineアウトから会場のD.I.へ。リバーブはPAの方でかける(ほとんどリバーブ無し)。むっちゃシンプルなセッティングで、サウンドチェックも3分ぐらい?そして、スピーカーから出てくるサウンドは誰にもマネが出来ないあのズドン!とした低音と輪郭のハッキリした1、2弦の音。 そこにいたギターキッズ達(僕も含め)、どうして、あの音が出るのかが分からない。。。トミーの前に演奏していたローレンもMatonのトミーシグネイチャーを使ってるけど、完全に別の楽器のようにサウンドが違う。謎だなぁ。
クローズアップというタイトルは着いてるけど、奏法説明とかはなくて、いつも通りのライブステージ。この日は調子が良いのか、むちゃくちゃグルーブしまくってました。ステージの途中のMCで、壁にかかってるCAASの幕に書かれてる「Finger Pickers Took Over The World」(トミーとチェットのデュオアルバムのタイトル)という文字を読み、ステージ横にいる僕の方を指さして「日本からNishiが来てくれてるよ!」と言ってくれました!!! まさかのビックリ!!! 会場にいるお客さんがみんな拍手してくれて、むちゃくちゃ嬉しかったです。ってか、ステージ横にいた僕のことに気がついていたんだね。
トミーとしては、チェットの気持ちを受けついで世界各国からフィンガーピッカーがCAASに参加したり、国籍は気にせずにみんなで手を繋いで広めていきたいという気持ちがあって、それをMCで説明していました。新曲やクリスマスソングも演奏し、ノッて来たところで、
音響さんから「トミー、もう時間をすごくオーバーしてるから次の曲で最後!」ってとめられてしまう(笑)本当は45分の枠なのですが、トミーにとって45分なんてあっと言う間に過ぎちゃうもんです。あの至近距離で演奏が見れるのはほんとありがたい。
トミーのステージが終わると。夕方4時頃になっていた。この日になって、ステージ3という小さな部屋では参加表明をすると演奏できることが川畑さんの情報でわかり、早速申し込むことに。3日目のスケジュールは大御所達のステージが多くて、ヘタに予定を入れてもお客さんがいないと無意味なので、4日目の昼間に演奏枠をいただくことにしました。これでもう一回演奏できる!
昨日、アンプを貸してくれたシェーンアトキンスのステージを見に行く。彼はモーリスギターを使っているのだけど、聞き慣れた日本製ギターのサウンド。日本製には日本の音というのがあるね!
これまた川畑さんの情報で、アンツィ・マクレイン(
http://www.unhitched.com/ )というシンガーが急遽ステージ3で演奏するよという情報をいただき、アンツィは日本に住んでたこともあるし日本語が上手だから何かあった時には協力してくれると思うよ!ということを知り、シェーンのステージの後にアンツィのステージを見に行く事に。ステージが終わってアンツィとお話できるのを待つ。川畑さんのはFacebookで知り合いだったようで話がスムーズ。アンツィはとってもユニークで面白い人。真面目でみんなに気を使ってくれる優しいお兄さんという感じ。
その後、またロビーを歩いてると、さっきのアンツィさんがやってきて、「明日、日本大使館の人と会うんだけど、Nishiを紹介するよ!」と言ってくれました。アンツィさんほんとありがとう!!!
さてさて、お昼がまだだったので夕方6時頃ですが、またJack in the boxへ川畑さんと行く事に。ホテルのレストランはとても高くて、高い割に美味しくはないのでJackの方がマシです。僕たちが入った時は結構混んでいて店内は混んでるのに店員がマイペースな感じ。僕たちが注文出来たのは入店して15分後ぐらいだった。出来上がりを待ってもなかなか来ない。後ろに並んでた中年夫婦もCAASを見に来ているらしく、名札をみて「遅いね〜」って話かけてくる。やっと僕の頼んだものが出来上がる。しかし、川畑さんが頼んだ品物が出て来ない。したら、あげくの果てには「今、このメニューは品切れです」って、、、、おい!!!そんなの注文を受ける前の段階で把握しとけー(笑)仕方が無く、川畑さんは違うメニューに変更することに。最初に注文したものよりも2ドルほど安いメニューですが、差額の返金がない!?!?! 日本だとあり得ないけど、アメリカでは良くあることみたい。。。川畑さんも慣れているので、差額を返してーとクレームをすると、「1ドルしか返金できない」とかいう訳の分からない返答(笑) さすがに川畑さんも怒ってマネージャーを出して!ってことになり、マネージャーに説明する。が、やっぱりきっちりした金額の返金はなくとりあえず2ドルみたいな、とても大雑把な計算。というか、細かい何セントまでの計算が日本みたいに得意ではないそうです。で、何とか川畑さんの分も出来上がり、おまけに1袋多くポテトをつけてくれました。が、ただでさえ量が多いのにポテトが沢山でも、、、(笑)
その後に若く柄の悪い感じの少年達が7、8人のグルーブ。入ってきて勢いよく注文するのだが、相変わらず店員達はマイペース。20分ぐらい待っても出来上がらないから、お腹ぺこぺこの彼らも待ち切れず、誰のかわからないけど、出来上がってカウンターに出て来たものを勝手にカッサラっていく(笑)おいおいー!それ無茶苦茶やん。結局店員も何を出して何が出てないのか分からなくなり、一旦注文受付ストップ!みたいな(笑) 若者達は入って来る客に「ここのJackは1時間待つぞ!(笑)」とか大声で言ってるし、まぁ、大変な状況でしたわ(笑)
そんなこんなでファーストフードのはずが1時間以上もかかるというオチ(笑)7時頃にはオハイオ・フィンガーピッキング・グラブの会長さんとToyoda君は知り合いで、オハイオのブースで演奏することになり、Jackから戻って駆けつけたのですが、最後の1曲しか聞けず。。。最初Toyoda君もJackに一緒に行こうかなって言ってたけど、一緒に行かずに良かったね。 もしJackに行ってたら完全に演奏時間に間に合ってないもん(笑)
夜のメインステージをちょこっと見に行くと、ノーキエドワーズのステージ中。ん?またしてもトミーが乱入してる(笑)ほんとどこでも、誰とでも演奏するよね。 ノーキーとトミーがベンチャーズ系のセッションをしたあと、22時〜はトミーのステージ。いつもはエンドレス・ロード・カルテッドと一緒に演奏することが多いんだけど、今年は一人でした。相変わらずノリノリのステージでした。 何度も見てるけど、何度も見たくなるのが不思議だね。そして、またここでも時間切れ(笑)トミーの中では2時間ぐらいやりたいんだろね。
トミーのステージが終わると、3日目の演目は全て終了なのですが、やっぱりやってました。CD物販のブースでトミーがセッション中。一緒に弾いてるのはジャックというナッシュビル在住のセッションミュージシャン。今までCAASに来たこともないようで、トミーとセッションするのも初めてみたい。ミュリエルアンダーソンがトミーにジャックを紹介したよう。ここでもまたすぐに人盛り。
セッションは1時ぐらいまでやってました。その後は僕たちも若手の仲間とロビーでセッションしたりして遊んでました。
また部屋に戻った時は夜中の2時を越してて、予想通りロバートさんは爆睡中でした(笑)このまま一度もロバートさんとは会話をせずに日本に帰るのか!?(笑)
posted by Nishi Nishiyama at 11:39|
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