2011年01月23日

どうしてドレミ?

ギターレッスンでよく生徒さんから言われることがあります。
「どうしてドレミやコード、リズムの練習ばかり?」
でも、これは絶対に覚えてほしいわけです。

ドレミ(音階)の構成やギターやウクレレでの指板から確認できる位置などを
覚えることによって、誰でもむっちゃ楽器と相思相愛になれるわけです。

「相思相愛」これが大切だと僕が気がついた時はギターを弾きはじめて相当時間が経ってからでした。それまではそんなこと考えたこともなかったです。

レッスンに通ってくれる生徒さんの半分は自分の演奏したい曲や目標のギタリストがいるわけですが、みんなやっぱり難しい曲を選んでくることが多いです。ギターを初めたばかりの人にとっては、簡単な曲も難しい曲も判断できないというのもわかります。

その曲が弾きたくてレッスンに通っているのに、なぜドレミ?
僕はドレミじゃなくて、この曲が弾きたいんだ!と絶対に誰でも思いますよ。
僕が同じ立場だったら絶対にそう思うし(笑)

でも、基礎が出来上がっていない人が、いきなりその曲をコピー練習を初めても、やっぱり運指が無茶苦茶だったり、音符の数え方がわからずに、リズムが崩れたりとなかなか完成まで到達しないのです。

よく考えてみれば、そうですよね。
例えば、身近なもので例えると携帯電話。

携帯電話に「短縮ダイアル」という機能があり、それを使ってみたいとします。
説明書は分厚いし、読む気がしないから、適当にどこかのボタンを押せばそのうち出てくるでしょ?という気持ちであちこちのメニューボタンを押しまくります。運良く、何かのショートカットボタンがあり、見事に「短縮ダイアル」を見つけることができました。

↑この話、たった一回だけ短縮ダイアルを使えればよくて、その後は別に気にしないということでしたら、これでも構いませんが、もう一度、短縮ダイアルを使いたいという場面になった時、前回は運良く見つかったショートカットキーがなかなかみつかりません。。。。
また、再びあちこちのボタンを押しまくります。(時間かかるよ、、、。)

という状況になると思います。だって、前回は運良く見つかったわけですから。前回見つけたのはラッキーということ。実力ではないですね。友達にその話をしたらこう言うでしょう「説明書読みなよ」と(笑)
説明書は携帯を作った人、出荷前に大量のテストをして、こうしたら使いやすいとかという、基本やアドバイスや答えを書いてくれてるわけで、それを知っていれば、一発で解決するわけですね。

音楽も、僕たちが生まれるずーと前から色々な人たちが、こうした方が良いとか、こうするとどういう響きになるとか、これとこれは相性が悪い音だとかという知識をまとめてくれて現在の音楽理論というのが存在していると。

一人で、ギターを片手に適当にあちこち弾きまくり、コードの響きをつなげることができて曲をコピーできたとしても、たまたま運良くコピーできたかもしれなく、基礎ができていないと、また次の曲をコピーするときはその「運良く」が出てくるまで弾きまくるしかないかもしれない。時間かかるよねー。

で、そうじゃなくて、基礎の部分で、ドレミやコード、ダイアトニック、スケールなどを知っておくと、むっちゃ楽に、色んな曲がコピーできるようになるわけです。

なので、基本は大事よん♪ということ。昔の人がアドバイスしてくれている音楽知識を知らないともったいなすぎると。答えを書いてくれているんですから。

相思相愛になれないとライブや本番で、ギターが反応してくれないのです。
自分がドレミ〜と弾きたくても、ギターと触れ合ってる時間が少ないと、「ドレミの位置ってどこ?? ね〜ギター君答えてよ〜」と問いかけてももちろん答えてくれません。

でもね、長い時間ギターを触ってると、ネックに触った瞬間、あ、今人差し指が5フレットの位置にいるな、とか分かるんですよ。ギターと仲良くなると、ギターの細かい部分まで感じれすんです。

たとえば、ローポジションでのCコードは絶対に目をつぶってでも確実に押さえれる自身はあります。もう10数年ギターを弾いてるわけですから、Cのコードは数え切れないほど押さえていて、その感覚を指が覚えているんですね。

ということで、昔の人がみつけてくれた音楽理論(難しい部分までじゃなくても)とギターと相思相愛になれたら、色んな曲を弾くのにどんなに楽か。

僕は中学生の時にドレミとかコードなんてしーらないっ!って思ってました(笑)ずっとTAB譜だけでコピーばかりしてましたし。でも、18才で上京してきて、師匠に「ゆずの曲をコード譜見て弾いてみろ」と言われたときに、まったく弾けませんでした(笑)「ヴァンヘイレンの曲なら沢山弾けますが?」と、、、。言ったら、「アホか。コードが分からんでどうする?」と一撃(笑)

ヴァンヘイレンの曲は運良くコピーできたけど、実力が全くなかったということですね。もちろんそれから沢山勉強しましたよ〜。だからトミーの曲をコピーするのも早いし、楽譜も書けるようになったし。ヴァンヘイレンの曲をTAB譜だけでコピーしてても、次の曲をコピーする時は知識が0と同じようなもの。それは、とっても遠回りだし、レッスンではできるだけ早く上手くなってほしいから、
一見遠回りに感じるドレミやコードの練習は頑張ってやって欲しいと思ってます。

バークリー音楽大学のトモ藤田さんも、「まず入学してから基礎部分だけで2〜3週間」します。と本に書いてあったと思う。バークリーに入学できる知識があるとそんなの必要ないのじゃないの?と思うけど、そこは絶対にどの先生も譲れない(?)ところなんだと思う。

だって、教える側からすると、生徒が上手く演奏している姿を見てみたい、
いつかは自分よりも上手くなって欲しいという気持ちがあるから。


posted by Nishi Nishiyama at 01:18| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです!
最近、誰かとアドリブを含むセッションをしたいと思うようになり、基礎を学ぶことの大事さを噛み締めています。
それで理論について書かれた教本なんかを買ってみたのですが今ひとつ上手く進めず・・・僕も西山さんに習いたいと思ったのですが(最終的には西山さんとセッションできるようになるのが夢です)、ちょっとお金が厳しいので月1〜2回とかでお願いする事って出来るのでしょうか!?
Posted by ろっと at 2011年01月23日 04:33
ん〜どんな事も基礎が大切!
近道は無いんですね(-.-;)
ギターとお友達になれるまで、お付き合い宜しくお願いしますね〜
にっしー先生(笑)
Posted by Chii at 2011年01月23日 05:20
>ろっとさん
アドリブがバリバリ弾けるとカッコよいですよね。僕も日々勉強中です。音楽理論の本はピアノ主体での考え方が多いので、ギタリストにはとても難しいですよね。。。あと言葉かな、ヘンテコリんな名称が多いからそれも混同させる原因の一つだとは思います(笑) レッスンはいつでも大丈夫ですよ。でも時間の関係であまり遠くまでは行けないので、恵比寿、渋谷、新宿、池袋あたりでしたら大丈夫です。

>Chiiさん
近道、という言い方は難しいな〜(笑)
できるだけ遠回りをしないようにという感じかな?
日々、ギターとたわむれてください(笑)
Posted by にっしー at 2011年01月23日 14:26
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