2012年01月11日

ライブハウスでのモニターの位置を考える。

アコギはハウリングにとっても弱い。
もともと、音量が小さい楽器なうえ、ボディが箱型なので、構造上の問題で大きな音に増幅してスピーカーから音を出すことには向いていない。

最近はハウリングしづらいピックアップも増えてきたり、ハウリング周波数のポイントを上手くカットすることができるイコライザーやノッチフィルターなどが出て来ているので、昔に比べればだいぶマシにはなっているという感じだけど、やはり大音量ではハウリングと
お友達になってしまう。とくに、大きいボディサイズの、ドレッドノートやスモールジャンボ(SJ)などと言われるボディサイズは小振りなボディよりもハウリングのリスクは大きいね。

マグネチック・ピックアップを使うと、ドレッドやSJでもハウリングをだいぶ解消できる。
なので、今現在、そういう組み合わせを使っている人が多い。

ピエゾは、マグネチックよりも、よりダイナミクスが広く、アコースティックな音に近いが、大音量ではハウリングしやすく、且つ、ダイナミクスの幅が広いことにより、演奏者の腕次第で諸刃の剣となる場合が多いかな。ピッキングが荒いと、ピエゾの場合はモロにその荒さが音として出てしまうので、演奏自体が最悪になってしまうこともありえる。

個人的にはミニ・コンデンサーマイクをギターのボディ内へ入れて、ピエゾとミックスして使うことが一番、アコギらしい音がして好きだけど、よりハウリング対策を考えなければいけない。。。

今回は、ライブハウスなどのモニターを置いている位置に関して。

普通のライブハウスだと、センターの位置にはフロアモニターといって、地面に置いていてスピーカーの角度(音が出る方向)が
斜めになっているものを使っているはず。サイドには、ポールに立てたモニターを使っていることが多いと思います。
この、フロアモニターはアコギ以外の演奏者にとっては、ステージを邪魔せずに、モニターしやすい位置なのですが、
アコギにとっては、出音がアコギに向かって飛んでくるので、まったくよろしく無い(笑)

ましてや、大きな音でモニターしたい人や、リバーブを深めにかけた音をモニターから返してもらう人はハウリングしやすいと思う(笑)

もし、アコギソロで他に出演者がない、ワンマン状態であれば、モニターの位置を少し左右に振って、アコギのボディに出音が直撃しない位置に動かしてもらうのは良い方法。僕がよくやっているのは、左右に置いてあるポールに立てたサイドモニターの音量を上げてもらい、
フロアモニターの音を下げめに。そして、出来るだけ外音といわれるお客さんへ届けるためのスピーカーから出る音を聴くという方法。
もし、できるならばサイドモニターの位置も演奏者に近くなるように動かしてもらう。立って演奏する状態で自分の耳の位置にサイドモニターの出音が届くようにしたいということです。

最初はフロアモニターからの音が小さいと演奏しづらく思えますが、慣れてくれば外音を聴けるようになってきます。そうすれば、モニター音も小さくで済む。モニター音が小さくてもいいならば、ハウリングの可能性も減ると。

一番理想的なのは、石川鷹彦さんがされているように、自分専用のモニタースピーカーを持ち込み、自分の耳の位置周辺で音を出すという方法。これならばコンデンサーマイクを使ってもハウリングが少ないと思う。

ようは、フロアモニターで大きな音を返してもらうというのは、ハウリングしやすいから、他の方法がいいよ〜って事(笑)

後は、耳を良くする。大きな音でなくてもしっかりモニターできる自分の耳を。
ステージ上の色んな音を冷静な頭で判断できる耳を持っていれば一番いいね。


posted by Nishi Nishiyama at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。